Nゲージ工作
2004年03月16日 新設
2004年11月18日 レイアウト変更。
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さてグリーンマックスの信号機にチップLEDを載せられる(ただし遮光に難あり)ということが分かったわけで、お次は信号制御器の自作を行ってみます。
材料一覧。本当は受け狙いで、GG現示のできるほくほく線仕様の6灯式信号機を作ろうかと思ったのですが、汎用性や思い入れの点から、今回は5灯式信号機を試作してみます。そうすると黄色が多くなってしまうので、黄色LEDだけざらっと出してみたところです。なお、今回は制御の実験と言うことで、信号柱は基板を細く切った物を使っています。
これに、信号用のLEDを付けてみたところです。この時点ではLEDの足を直接コモンしてありますが、後で考え直してこれはやめました。
そして、親(制御)基板に付けて、立ててみたところです。
途中のプロセスを大幅に略しますが、今回の実験はフェーズ1ということで、とりあえず5灯式のステートを作ってみる、というのが大目的であります。そこで、PICマイコン「PIC16F84A」を9.83MHzで駆動して、「トリガ(今回はタクティルスイッチ、次回はレールセンサ)がかかったら赤に、その後は一定時間後に上のステートへ」という内容でプログラミングしてみました。ソースは恥ずかしいので後で晒します。
実験装置全景です。まだレール電流を取るところまで行っていませんが、パワーパックのTCSケーブルから12Vを取っています。中の基板が、それを3端子レギュレータで+5Vに落としています。一番手前の基板は、チャタリング防止機能付き実験用タクティルスイッチで、スイッチを押している間+5Vが出続けます。
ソースはこちら(注意:やっつけで書いたので相当いい加減なソースです)。
次が、動作状況です。まずR現示。デジカメの都合でオレンジっぽく写っていますがご容赦下さい。
次がYY現示。
次にY現示。
次がYG現示。
そして最後にG現示です。
ただ、このソースは、この回路が動くかどうかと、ステートの流れを見るため「だけ」のものなので、途中でセンサー(今回はボタン)が反応したら赤にする、というようなことはしていません。
上記が実験装置を上から眺めたものです。上からスイッチ基板、電源基板、信号機。信号機どうしをあとで連携させることができるように、+5V・GND・signalの3ピンを送受信できるようにしてあります。今回は電源の供給ケーブルとして使っています。
スイッチ基板からの接続状況。ICのピンをひっこぬいたものをコネクタ代わりにするという、実験ならではのとんでもないことをしています。PICマイコンの手前に見えるのはフォトカプラPC817(シャープ)で、レール電流検知用ですが、今回はまだ接続していません。
裏から見た図。左が信号IN、右がOUTです。PICマイコンの横に出ている2個のソケットは、PCへの送受信のための端子ですが、今はまだ機能していません。っていうか別にもう1個、MAX232なり、チップを付けた方が良いのでしょうが、他も色々忙しくそこまで手が回らないため、今はこうなっています。
回路図は書いている暇がありませんでしたので、次あたりで。
次はこの基板を量産し、連携させるということをやってみたいと思います。